この本は、高次脳機能障害のリハビリを行っているクリニックの先生に面白い本だよと教えて頂き購入して読んだ本です。高次脳機能障害とはどういうものだろう??人それぞれ症状の違いはありますが、この本を読むと納得(*^_^*) 読みやすく書いてあり、日常に沿っていてわかりやすいのです。
内容はあまり詳しく書けませんが、交通事故に遭い、脳損傷・高次脳障害者となるというお話。 自分自身の体験から自分を不思議だと思う気持ちや、周りの人の接し方やどうしようもない感情の起伏・いら立ち・失望。 そんな中からこういう風にすれば?と自分の生活のコツを掴んで行くのです。
戸惑いの中から生まれた、目印はフォーク(*^_^*) 同じ障害を持っている人が読んで、何か良いヒントが有るかもしれません。また、患者家族や友人に理解してもらうのにもわかりやすい本です。医療従事者の人にも読んでいただけたら有り難いなと思います。
私は、この本を姉夫婦に読んでもらう事に渡しました。ちょうど、会う機会があったので(^_-)-☆話をしても伝わらない部分が多く、家族で生活していれば分かるのですが、そうでなければ分からない部分があります。メールの返信が無い!こないだ言ってたこと覚えてる?? そんな事が起こっていて、忘れてしまうので大切なことは電話で即答を求めて等と対処はしていたのですが、ネットなどで調べては見てくれていたのですが、イマイチ伝わらないので本を渡すことにしました。
渡して直ぐ読んでくれたみたいで、義兄はサラサラっと読んでみてのコメントは『見た感じは割りと普通に見えるから、こんなに大変やとは思わなかった』そんなコメントでした。 姉は『多少聞いていたにせよ、もっと言ってくれたら良かったのにと思ったり、カーラーと私の性格が似てるな?とも思いました』そんなコメントでした。現在、母の看病も含め、兄弟で誰かが家に居るという生活をしているのですが、私の負担を少し軽減しなくてはいけないねって。
高次脳機能障害で困っている皆さんも、一冊の本ですが、少しは周りの理解が得られるものかなと思います。機会があれば活用してみてください。 |